フルート吹きさん独特の「あるある」から、特に悩ましいものを3つ、ピックアップしてみました。
ちょっとでも解決に近づけたら、同じフルート吹き同士で情報交換したくなりますよね!
肩がこる!
フルートの演奏をする人にとっては、「肩こり」は職業病のようなもの、と言われています。
実際、肩こりや、肩の痛みに悩んでいる人は結構いるようです。
フルートを構えるとき、両腕と下あごで楽器を支えますよね。
この、支えるそれぞれの部分で力がかかる方向や、加減が肩こりの原因になってしまうようです。
「力を抜いて吹けばいいんだよ」とアドバイスされることもありますが・・・そう言われて、頭では分かっていても、これがなかなか力を抜くことができなかったりするんですよね。
肩こりはつらいものです。
少しでも楽になるように、演奏の前後にストレッチしてみたり、朝または夜寝る前に体操をする習慣をつけるなどして、少しずつ肩や首周辺の筋肉をほぐしてみましょう。
腕がつかれて下がってくる!
これもよくある悩み。
長時間フルートを構えたままでいると、だんだん疲れてきて、腕が下がってきてしまうんですよね。
腕がさがると、楽器も右側に下がってきてしまいます。
しかし、この状態で吹いていると、歌口と唇の位置がずれてしまったりして、音がうまく出なくなってしまう原因になってしまいます。
腕は、ほどよく体から離すのがベストです。
持っていて楽な位置を探してみましょう。
あまり体から離しすぎても、疲れやすくなってしまいますので、気をつけて!
フルートを持つことに慣れるまでは、少し持ち続けるだけでもかなり疲れてしまいます。
ですが、ちょっとずつ慣れてくるはずです。
もし不安なら、少しでも腕の筋肉を強くするため、筋トレしてみるのもよいでしょう。
「肩こり」や「腕の疲れ」などの、体の不調は、吹くときの姿勢が原因となっていることが多いようです。
あまりひどい場合は、一度、演奏するときの姿勢を見直してみましょう。
もしかすると、吹く時に変なクセがついてしまっていることもあるかもしれません。
おすめの本
また、演奏時の姿勢やからだの構えについては、様々な本がでています。
例えば・・・
・「演奏者のためのはじめてのアレクサンダーテクニーク」
・「演奏者のカラダストレッチ」
これらの本を参考に、演奏のための体づくりを考えてみましょう。
お手入れにもたつく!
ちょっと話題を変えて、お手入れの「あるある」。
フルートは演奏した後、ケースに片付ける前に必ずお手いれしなければなりません。
管の内部に水分が残ったままだと、カビがついてしまったり、部品の劣化を早めてしまったり、楽器の不調につながってしまうからです。入念に水分をとりたいところですが、頭部管の奥、反射板の辺りの水分がスムーズにとれないことがあります・・・。
ちょっとイライラしてしまいますよね。
そのイライラを少しでも減らしたいなら、吸水性の高いクロスを使ってみましょう。
少しお掃除が楽になります。
例えば、お手入れ用品として最近人気が出ている、アトリエトマアズさんのクリーニングクロス&ロッドのセット。これでお掃除すると、反射板付近のなかなか掃除できない部分も、ストレスフリーで吸い取ってくれます。
下記のサイトで詳しく紹介されています。
http://meister.itogakki.co.jp/funabashi/2066/
お手入れ用品は、今は様々な工夫がされたものがあります。
掃除が楽になる優れものを探すのも、楽しいものです。
このような便利グッズを活用して、ストレスのない演奏生活を楽しみましょう。
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